鍋に頭をぶちまける

結構変でかなりひねくれた性格の私(宇宙人)が、生きてて腹が立ったこと、それについて考えたこと、頭の中に浮かんできたこと、洗いざらいぶちまけます。

コスメ談議

@karinnn1240さんのツイート: https://twitter.com/karinnn1240/status/1015955573592866817?s=09

ちょっといろいろと思うところがあったので、思い切って書いてみようと思う。本人さんがどのように考えているのか、細かいところは分からないので、私がツイートに関して感じたように、彼女もこの記事を読んだとすればいろいろと思うところがあろうが、もしひとつでも悪くないと思えるものがあればぜひ使ってほしい。

まずツイートについて。ひとつ疑問がある。

①「全てのコスメ」とは?
 二通りの解釈ができる。
 1つ目は、「化粧用具一通り」
 これならドラストに行けばキャンメイクセザンヌ、メディア、ちふれ、キスミーフェルムといったいくつかのブランドがある。新しいブランドを創始しても、定番ものなら他所にあるし、流行ものは既にキャンメイクが大健闘している。おそらく日本のコスメでは最先端を行く総合的メーカー、資生堂というのもある。アイスクリームをデザインした色物のみのコスメラインや、POSME、マジョリカマジョルカを見ればなんとなく安く少量の商品を意識しているな、と思うところがある。(このあたりについては後述したい)女子高生がいきなり作ったブランドで、これらに勝てるか?というと…
 2つ目は、「既にある各社製品」
これはちょっと面白いな、と思う。高いにものには高いだけの理由がある。ある程度値段がある方が、高級感、信頼感を演出し売れるということ。またデパコスが高いのは、新しいもの、そのブランドにしかないものを作るために、デザインや宣伝、パッケージ、また店舗の雰囲気などと、化粧品を作るだけにとどまらないお金が使われているからだということ。そしてある程度まとめて売ったほうが安い、というのはものを売買する上での常識である。それらを上手に乗り越えて新たなマーケティングを提案します、といえればかなりかっこいい。
 ただし、コスメやコテ、ドレッサーを使い放題のサロンが既に都市圏に存在している。また、とりあえず買ってみて試したあと、気に入らなければメルカリに売ってしまう。であるとか、YouTubeや美容垢、クチコミ・レビューで綿密な情報収集を行い吟味してから買う。であるとか、月一回のボックス購入により新製品のサンプルを手に入れる。デパコスといっても、カウンターに行きさえすればBAさんにメイクをしてもらい(スキンケアであればサンプルをもらい)それで1日過ごしてみる、ということができる。またデパートやサロンでパーソナルカラー診断をしたあとアドバイスシートに載っているコスメを買うとなれば、よっぽどのことがない限り使い切れる商品を買うことができる。コスメではどうなっているのか無知で申し訳ないが、ファッションにおいては安価でレンタルし、気に入れば購入、気に入らなければそのまま返却するといったスタイルの通販が存在する。これらの購入スタイルが既にある中、どれだけ新鮮味をもってして乗り込んでいくことができるだろうか。
 口うるさいことを言うが、そもそも女子高生というのは、少ないお小遣い&収入のなかでやりくりしなければならないものである。ある程度の額と、必要最低限の生活必需品が揃っていれば、わがままは言わずにプチプラを使い、デパコスに挑戦するなら貯金やお年玉、プレゼントの利用を検討すべきだ。服やかばん、靴に関してはあまりに安く切り詰めすぎると縫製が悪かったり化繊・合皮に甘んじることになるためなんとも言えないが、コスメに関しては完全に個人の趣味の範疇ではないだろうか。するなとは言わないが。

 次に、これらの文句を書き連ねた結果として、私からも提案してみたいと思う。
②JKのためのコスメブース
 先述のとおり、都市圏にはコテ、コスメ等使い放題のサロンというのがある。これをJKに使いやすい形で展開していってはどうだろうか。
 JKは日本全国に存在しており、また各個人の行動範囲が狭い。そのため、イオンなどの全国展開の大型スーパーマーケットのドラストコーナーと提携してはどうだろうか。田舎あるあるによく登場する、「イオンしか行くところがない」という台詞。身近なところに、キラキラかわいい女子のための空間ができたら…? ちょっとわくわくしてこないだろうか。イオンやダイエーはドラストコーナーのブランド数が多め、またカラコンの取り扱いもあるので、一度お膳立てできればブース設立自体はそんなに難しくない。プリクラコーナーやファッションのコーナー、フードコートも近くに配置したい。学生料金を設定することで入りやすい雰囲気を作ったり、WAON POINTの限定デザインカードを発行して会員登録を促すとか、またモール内店舗のクーポンを配布するなどしてJKを優遇することもできる。イオンは各メーカーと連携して限定アイテムを売り出したり、独自ブランドも多く持っているので、これをきっかけに一大JKマーケティングを企画することもできるかもしれない。
 友達と一緒に入って、自室のような雰囲気でワイワイとコスメを試すというのはきっと楽しい。近いので、月1で通ってしまうなんてことにもできるかもしれない。ブースを出て買い物に回れば、いろいろな状況下での使用感を試すこともでき、またイオンとしては「あの子かわいい!」なんて新たにブースにやってくるご新規さんも期待できる。


長々と書きましたが、何かひとつでも面白いものがあれば幸いです。